生成AIとは - 新しいものを作り出すAI

生成AI(Generative AI)は、文章・画像・音楽などを新しく作り出すAI技術です。従来のAIとの違いを会話でわかりやすく解説します。

編集・検証: AIパスポートスタディ編集部 公式情報: GUGA 生成AIパスポート公式ページ 制作・検証方針
戸倉 ジャスミン(あせる) 戸倉 ジャスミン

先生!
あたし、昨日スマホで「AI」って検索したら、お掃除ロボとか翻訳アプリとか、やたら色んなのが出てきたんですよ。
ChatGPT も同じ「AI」ってくくりなの?

香月 リサ 先生(笑顔) 香月 リサ 先生

いい疑問ね。
みんな AI って呼ばれるけど、実はタイプが違うの。
今日のテーマは、その中でも最近大注目の生成AIよ。
Phase 4 ではこの生成 AI の仕組みと技術を、40記事かけて解剖していくわ。

雪村 ましろ(普段) 雪村 ましろ

せんせぇ…えーと、何かを生み出すAIってことぉ?

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

そう、英語でGenerative AIと書くわ。
文章・画像・音声・コードなど、入力を受けて「新しいもの」を出力できるのが大きな特徴ね。

戸倉 ジャスミン(普段) 戸倉 ジャスミン

じゃあさ、犬か猫かを見分けるやつも生成AIなの?

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

そこが誤解しやすいところ。
犬か猫かを当てるのは識別AI、つまり分類係なの。
生成 AI は逆で、「犬の絵を描いて」と言えば描ける画家係よ。

深見 つむぎ(普段) 深見 つむぎ

補足すると、従来の AI は主に「入力→正解ラベル」を出すタイプで、生成 AI は「入力→新しい作品」を出すタイプ——という整理でよろしいですか?
画像認識や音声認識・スパム判別などは識別側、ChatGPT や Stable Diffusion は生成側です。

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

まさに。
分類・予測が得意な識別AIに対して、生成AIは創造を担うタイプなの。
2022年末の ChatGPT 公開以降、ビジネスでも教育でもニュース欄でも一気に広がったわ。
今や文章の要約から議事録、メール作成、広告コピー、プログラムのソースまで、生成AIでドラフトを作って人間が仕上げる——という働き方が広まっているの。

雪村 ましろ(びっくり) 雪村 ましろ

でも、何もないところから本当に新しい絵が出てくるの?
魔法みたい…

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

実は魔法ではないの。
生成AIは大量の学習データを読み込んで、パターンや傾向を身につけているだけ。
それを組み合わせて、見たことのない作品を確率的に生成しているのよ。
絵具セットを持った画家が、たくさんの画集を見てきた経験からオリジナル作品を描く、という感覚に近いわ。

戸倉 ジャスミン(笑い) 戸倉 ジャスミン

なるほどね!
料理で言うとさ、レシピ本を何千冊も読み込んで、自分なりの新作カレーを作る感じじゃん!

深見 つむぎ(普段) 深見 つむぎ

ジャスミンちゃんのたとえ、今回はわかりやすいね。
素材と作り方の知識が豊富だからこそ、新しい料理も生み出せるということ。
ただし、「レシピにまったく無い料理は生まれにくい」という限界もあります。

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

言い換えれば、識別AIはP(Y|X)、生成AIはP(X)を扱う——と覚えれば応用でもブレないわ。
代表例は文章ならLLM、画像なら拡散モデル、音声ならTTSね。

雪村 ましろ(しょんぼり) 雪村 ましろ

すごいけど…嘘を堂々と言っちゃう「ハルシネーション」とか、著作権の問題もあるって聞いたよぉ?

深見 つむぎ(普段) 深見 つむぎ

補足すると、用途が広い反面、ハルシネーション(幻覚)や著作権など固有のリスクもあります。
技術と運用は両輪で学ぶ必要がありますね。

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

そう、試験でも「できること」と「限界」の両方が問われるから、各章でセットで押さえていきましょう。

確認クイズ

識別AIではなく、生成AIが中心的に担う機能はどれか。

  1. データを分類する
  2. 新しいコンテンツを生成する
  3. ルールベースで判断する
  4. 既存データを検索する
こたえを見る

正解: 2. 新しいコンテンツを生成する

生成AIはテキスト・画像・音声などの新しいコンテンツを生成するAI技術です。分類は識別AIの役割、検索は検索エンジン、ルールベースは古典的エキスパートシステムの特徴で、いずれも生成AIの中心的な能力ではありません。

香月リサ先生、深見つむぎが図書室で読書会を楽しむ様子

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