今日はいきなりクイズから。
画像の一部だけを書き換える技術を、何と呼ぶ?
ふぇ?
いきなり?!
えーと…消しゴム?
写真の中に後から何か付け足すのってあったよね…インペイント…?
ましろちゃん、正解。
インペインティング(Inpainting)ですね。
さすがつむぎさん。
そして今日のテーマはImage-to-Image——既存画像をもとに、別の画像を生成する技術群よ。
テキストからだけでなく、画像からも生成できるの。
写真渡してアニメ風に変換するとか?
あたし、いまいちピンとこないなぁ。
例えで教えて!
具体的には、①インペインティング(画像の一部だけ再生成)、②アウトペインティング(画像の外側を拡張)、③スタイル変換(写真をゴッホ風に)、④元画像を参照して派生作品を作る——など色々あるわ。
インペインティングの具体例だと、「写真に写り込んだ電線を消す」「欠損部分を補完する」「人物の服装だけ別の服に変える」などの応用ね。
Adobe Photoshop の「生成塗りつぶし」や、iPhone の写真アプリの「消しゴムマジック」が、これの応用ですよね。
うそっ!?
あたし、試合の集合写真で後ろに写ったオジサン消したんだけど、あれか!
ジャスミンちゃん、まさにそれよ。
そしてもう一つ重要な技術がControlNetね。
骨格ポーズ(棒人間)や線画、深度マップなどを入力して、その構図を保ちつつ画像を生成する技術よ。
2023年に登場して、画像生成の制御性を飛躍的に向上させたの。
すごーい!
棒人間を描くだけで、同じポーズのキャラを描いてくれるの?
補足: ControlNet により、「決まったポーズで別キャラを描き直す」「線画から彩色する」「同じ構図で異なる季節を描く」といった高度な制御が可能になりました。
派生に IP-Adapter(参照画像で顔・スタイルを固定)、T2I-Adapter なども登場していて、制御手段は日々増えています。
絵師さんの仕事、ほんとに変わりそうじゃん…あたし、妹の誕生日プレゼントでキャラのポーズ固定したくて ControlNet 使ったんだ!
イメージ通りの絵が出て感動しちゃった。
いいなぁ、ましろも試してみたい。
和菓子のパッケージデザインに使えそう。
季節ごとに違うバージョン作れたら楽しそう。
変わるというより、使いこなすことで表現が広がる、という捉え方ね。
ツールは道具に過ぎないから、使う人次第よ。
試験では4つの技法名(インペインティング・アウトペインティング・スタイル変換・ControlNet)を覚えておくと安心。
ビジネスでも、商品モックアップを色違い・構図違いで何十パターン出して A/B テストに使うなど、幅広く応用されているわ。
写真加工ソフトの「生成塗りつぶし」や iPhone の「消しゴムマジック」といった身近なアプリにも組み込まれていて、私たちは既に日常的に Image-to-Image 技術の恩恵を受けているのよ。
確認クイズ
画像の一部を指定して、その部分だけを再生成する技術は何か。
- アウトペインティング
- インペインティング
- スタイル変換
- 超解像
こたえを見る
正解: 2. インペインティング
インペインティング(Inpainting)は画像の一部を指定し、その部分だけを再生成する技術です。アウトペインティングは外側拡張、スタイル変換は画風変更、超解像は解像度向上で役割が異なります。