先生、昨日ニュースで「AIが作った偽情報で株価が動いた」って見て、ちょっと怖くなっちゃって…。
Phase 7 はやっぱり重いテーマなんですか?
(抹茶ラテ片手に)うん、ここからはいよいよAI倫理とAIガバナンスの話に入るの。
便利さの裏にある影をちゃんと見ていくフェーズよ。
リスクって、要はヤバいことってこと? 具体的にどんなのがあるんですか?
大きく5つにまとめるのが定番ね。
①ハルシネーション(AIが事実でない内容を自信満々に言うこと)、②バイアス(学習データの偏り)、③著作権の侵害、④個人情報保護法違反、⑤プロンプトインジェクションのようなセキュリティ攻撃。
この5本柱をまず覚えてね。
うぅ〜ん…5つもあるのぉ? ましろ、全部覚えられるかなぁ…
つまり、性能の話だけじゃなく「社会にどう影響するか」を考える領域ですね。
えーと…法律、倫理、技術、あと…経済も関係しますか? 環境も? えっと…
つむぎちゃん、落ち着いて〜。
きっと一個ずつやっていくから大丈夫だよぉ。
ましろちゃんの言う通り。
つむぎさん、考えすぎよ。
Phase 7 は40記事かけて一個ずつ紐解くから、今日は地図を広げるだけでいいの。
ていうかさ、生成AIパスポート試験だと、このへんの配点ってどうなってるんですか?
えーっと…確か…配点は全体の…45%ぐらい…だったかしら。
先生、それは多すぎです。
公式シラバスだと倫理・法律領域は約25〜30%です。
(ぽん、と手を打って)あら、そうだったわね。
ありがとう、つむぎさん。
先生もたまにうろ覚えで喋っちゃうから、みんなちゃんと一次情報を当たってね。
えーっ!? 先生も間違えることあるんだ(笑)。
でも、配点としてもそれなりに大きいんですね。
ましろ、しっかり覚えるっ!
試験的には、個別用語の暗記より『なぜその規制があるのか』という背景を押さえるのがコツなのよ。
背景を押さえる…なるほど、丸暗記より文脈ですね。
OK、だんだん見えてきた。
じゃあ次から一つずつ倒していくね!
ふぇぇ、でもましろ、法律とか倫理って答えが一つじゃないよね?
試験の『正解』って、なにを基準に決まってるのかな…?
ましろちゃん、本質的な質問ね。
試験では『政府・国際機関の公式見解』『法律の条文』『業界の公的ガイドライン』が『正解』として問われるの。
価値判断の議論と事実の問題を分けて考えましょう。
つまり『広く共有されたコンセンサス』を事実として問うスタイルですね。
例: ソーシャルスコアリングは EU AI Act で禁止AIに分類されている、という具体事実として出題されます。
なるほどね。
『何が公式に合意されてきたか』を学ぶ科目ってことか。
その理解で合っているわ。
合意形成の背景にある価値観を押さえれば、未知の応用問題にも対応できるようになるの。
確認クイズ
生成AIの代表的リスクとして一般的に『5大リスク』に含まれないものはどれ?
- ハルシネーション
- バイアス
- 処理速度の低下
- 個人情報の漏えい
こたえを見る
正解: 3. 処理速度の低下
『処理速度の低下』は運用上の課題ではありますが、倫理・ガバナンスの文脈で語られる代表的リスクではありません。残りの3つに加えて『著作権侵害』と『セキュリティ攻撃』を合わせて5大リスクと呼ぶのが一般的です。