プロンプトチェイニング - 複数ステップの連携

複雑なタスクを小さなステップに分解し、各ステップの出力を次の入力に使う「プロンプトチェイニング」を学びます。

編集・検証: AIパスポートスタディ編集部 公式情報: GUGA 生成AIパスポート公式ページ 制作・検証方針
香月 リサ 先生(笑顔) 香月 リサ 先生

プロンプトチェイニングは、複雑なタスクを複数のプロンプトに分解して順に実行する技法よ。

前のステップの出力を、次のステップの入力に使うの。

戸倉 ジャスミン(あせる) 戸倉 ジャスミン

一気にやらずに、段階的に進めるってこと?

香月 リサ 先生(笑顔) 香月 リサ 先生

そう。
例えば『記事を書く』というタスクを考えてみましょう。

ステップ1: テーマに関するリサーチポイントを列挙

ステップ2: リサーチ結果からアウトラインを作成

ステップ3: アウトラインに基づいて本文を執筆

ステップ4: 本文を推敲・校正

深見 つむぎ(普段) 深見 つむぎ

各ステップで品質を確認しながら進められるのが利点ですね。

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

まさに。
途中で方向修正ができるのが大きなメリット。

一つの巨大なプロンプトで全部やらせると、途中で脱線しても修正が難しいの。

雪村 ましろ(笑顔) 雪村 ましろ

お料理で言うと、下ごしらえ→調理→盛り付けを一つずつ丁寧にやる感じですねぇ?

香月 リサ 先生(笑顔) 香月 リサ 先生

完璧な例えね、ましろちゃん!
料理人が段階的に仕上げていく工程と、まさに同じ考え方よ。

戸倉 ジャスミン(あせる) 戸倉 ジャスミン

でもさ、毎回コピペで渡すの面倒くさくない?

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

そうね。
実際のシステムではLangChainやLlamaIndexのようなフレームワークを使って自動化するの。

手動でも1つのチャット内で『Step 1 完了。
次に Step 2 を実行』と続ければチェイニングになるわ。

深見 つむぎ(普段) 深見 つむぎ

補足ですが、チェイニングには逐次型と並列型がありますよね。

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

さすがつむぎさん、よく勉強しているわね。

基本は逐次型だけど、独立したサブタスクを並列処理して最後に統合するパターンも増えているわ。

戸倉 ジャスミン(笑い) 戸倉 ジャスミン

なんか工場の流れ作業みたいだね!

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

いい比喩よ、ジャスミンちゃん。
複雑なAIシステムはほとんどこのパイプライン構造になっているの。

雪村 ましろ(笑顔) 雪村 ましろ

AIの開発も、チームプレイなんですねぇ…!

香月 リサ 先生(笑顔) 香月 リサ 先生

そう。
試験でも『プロンプトチェイニング=複雑タスクの分割実行』として頻出よ。

雪村 ましろ(笑顔) 雪村 ましろ

ましろ、AIさんと一緒に段階的に進めるの、なんだか安心できますぅ…

香月 リサ 先生(笑顔) 香月 リサ 先生

そうね、ましろちゃん。
一気に任せると不安だけど、ステップごとに確認できると信頼できるもの。

これはAIと人間の共同作業の理想形でもあるの。

深見 つむぎ(普段) 深見 つむぎ

補足すると、Anthropic社は『Compact』機能のように長いチェインを自動的に圧縮する仕組みも提供していますね。

香月 リサ 先生(笑顔) 香月 リサ 先生

さすがつむぎさん。
技術の進化で長いチェインも効率よく扱えるようになってきたわ。

戸倉 ジャスミン(あせる) 戸倉 ジャスミン

てか先生、チェインって何段階くらいまで増やせるの?

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

理論上は何十段階でも可能よ。
でも段階が増えるほど、

前のステップの誤りが後に伝播するリスクも増えるの。
通常は3〜5段階が実用上のバランスね。

重要なのは『各ステップで確認可能な出力』を設計することなの。

雪村 ましろ(普段) 雪村 ましろ

誤りが連鎖しないように、途中でちゃんと確認するのが大事なんですねぇ…!

香月 リサ 先生(笑顔) 香月 リサ 先生

そう。
料理で言うと『1工程ずつ味見しながら進める』のと同じよ。

最後に味見して『失敗した』では遅いから、途中経過を見る習慣が大切。

確認クイズ

プロンプトチェイニングの説明として正しいものはどれか?

  1. 1つの長いプロンプトですべてを指示する
  2. 複数のプロンプトを順に実行し出力を連携させる
  3. AIに複数の言語で回答させる
  4. 複数のAIモデルを同時に使う
こたえを見る

正解: 2. 複数のプロンプトを順に実行し出力を連携させる

プロンプトチェイニングは複雑なタスクを分解し、各ステップの出力を次の入力として連携させる技法です。長いプロンプト一発とは対照的な考え方です。

🔖 この記事の関連書籍

Amazonアソシエイトリンクを含みます。他分野は おすすめ書籍ページ へ。