今日から「プロンプトエンジニアリング」を学んでいきましょう。
まず最初の疑問――プロンプトって何でしょう?
AIに話しかける言葉…のことですか?
そのとおりよ、ましろちゃん。
生成AI(文章や画像を新しく作り出すAIのこと)に対して入力するテキスト全体をプロンプトと呼ぶの。
レストランでの注文に例えるとわかりやすいわよ。
注文って…「カレーください」みたいな?
うん。
「カレーください」だけだと、辛さも量もお店任せになるでしょ?
でも「甘口の大盛りカレー、サラダ付きで」と伝えれば、望みどおりの料理が出てくる。
AIへの指示も同じなのよ。
具体的に伝えるほど、望んだ回答が返ってくるの。
つまりプロンプトはAIへの入力テキスト全体を指し、その書き方で出力品質が大きく変わる、という理解で合っていますか?
さすがつむぎさん。
その書き方を工夫する技術をプロンプトエンジニアリングと呼ぶわ。
これはLLM(大規模言語モデル、ChatGPTやClaudeなどの基盤技術)を使いこなすための必須スキルなのよ。
あれ、でもあたしいつも適当に打ってるけど、普通に返ってくるよ?
簡単なタスクならそれでも十分。
でも仕事で使うとか、正確さが要るときは書き方が効いてくるの。
同じAIでも、指示の出し方ひとつで回答が10倍良くなることもあるのよ。
10倍…!
そんなに変わるんですね…
この章では、35回にわたってプロンプトの書き方を段階的に学んでいくわ。
ゼロショット・フューショット・CoTといった技法から、セキュリティ対策、AIエージェントまで網羅するのよ。
体系的に学べるのは心強いです。
先生、楽しみにしています。
よーし!
あたしも妹の誕生日プレゼントの絵を作るのに活かすね!
ましろ、和菓子屋さんのインスタ投稿の文面、AIに頼めるのか気になりますぅ…
どちらも素敵な目標ね。
プロンプトは仕事や趣味を問わず生活の至る場面で役立つわ。
大事なのは『AIに何をしてほしいか、自分の言葉で明確にする』ことなの。
先生、念のため確認ですが、プロンプトは文字列だけではなく画像や音声も含むのでしょうか?
いい視点ね、つむぎさん。
マルチモーダル対応のAIでは、
テキストと一緒に画像や音声ファイルを入力することも『プロンプト』と呼ぶわ。
広い意味でAIへの入力全体を指すのよ。
なるほど、入力する材料の全部が『プロンプト』ってことか!
確認クイズ
生成AIに入力するテキスト全体を何と呼ぶか?
- トークン
- プロンプト
- パラメータ
- エンベディング
こたえを見る
正解: 2. プロンプト
プロンプトは、生成AIに対するユーザーの入力テキスト全体を指す用語です。トークンはAIが処理する最小単位、パラメータはモデル内部の数値、エンベディングはテキストを数値ベクトル化したもので、いずれもプロンプトとは異なる概念です。