先生、あたしさ、レポートで生成AI使っていいのか先生たちの間でも意見バラバラで、『結局どうすりゃいいの?』って思ってたんですけど!
大学行ったらもっとハッキリしてるんですかね?
(見守るように)ジャスミンちゃん、いい問題意識ね。
近年、複数の国内大学がこの件で公式ガイドラインを出しているの。
生成AI、特にChatGPTの普及を受けて、主要大学が相次いで見解を公表してきたわ。
(感心)ジャスミンちゃんがこの話題を出すなんて…成長を感じます。
えへん!
あたし妹にも『宿題AIに丸投げはダメだよ』って言ってんだから!
でも『禁止』って結論でもない気がするんだよね。
翻訳とか誤字チェックとかで使うのは、むしろ勉強の助けになる気がしますよ。
その通り。
国内外の大学の方針は大きく『原則禁止』『条件付き許可』『積極活用』の3パターンに分かれるわ。
最初は『禁止』で様子を見て、徐々に条件付き許可に移行した大学が多いの。
応援のつもりで付け加えると、多くの大学が選んでいるのは『条件付き許可』ですね。
『利用した旨の明示』『最終的な責任は学生』『試験では使用禁止』などの条件付き。
そう。
生成AIで出した文章をそのまま提出するのはNGでも、『ブレスト』『誤字チェック』『訳文の下書き』など補助的な使い方は認める、というのが主流ね。
ましろたち、AIに全部やってもらったらダメだけど、一緒に考えるのはいいんだねぇ。
お料理で言うと、材料と火加減は自分で決める、レシピを相談するのはAI、みたいな感じ?
要は『AIに答え書かせる=盗用』で、『AIと相談しながら自分で書く=ツール活用』ってこと?
(頷く)ジャスミンちゃんの整理、教員会議で使えそうな名言よ。
AI倫理の基本は『責任は人間が持つ』こと。
これは試験でも重要ポイント。
海外の主要大学でも細かい学科別ガイドラインを公開しており、授業ごとに使用可否が異なるケースも増えています。
『プログラミング課題では可』『文章読解の課題では不可』など、学習目的に応じて可否を分けるのが特徴です。
先生別・科目別で『AI使ってOK』『ここはNG』が違うっていうのはシラバスで確認必須ってことね!
うそっ!?
でも学生にも責任が増えてるってことなんだね。
(あらあら)ジャスミンちゃん、本当にいい成長ぶりよ。
そのAIリテラシーこそが鍵なの。
教育機関側は『禁止するだけ』でも『放任するだけ』でもなく、使い方を教える方向にシフトしているの。
記載方法も重要で、参考文献のように『利用ツール名・目的・範囲』を脚注や付録にまとめるスタイルが広がっています。
『ChatGPTで文献整理の下書きを作成、最終的な取捨選択は執筆者』のように明示するイメージです。
透明にすることで、自分が書いた部分とAIに助けてもらった部分が両方尊重されるんだねぇ。
『AIを使ったこと』を隠すより、『どう使ったか』を堂々と示すほうが学問的には誠実なの。
これは試験でも実社会でも通じる発想よ。
確認クイズ
日本の大学における生成AI利用ガイドラインの主流として最も近いものはどれ?
- 全面禁止で違反者は即退学
- 完全自由で何も規制しない
- 条件付き許可 (利用明示・責任は学生・試験では禁止) が中心
- 教員だけが使える
こたえを見る
正解: 3. 条件付き許可 (利用明示・責任は学生・試験では禁止) が中心
国内外の多くの大学では『条件付き許可』がスタンダードになりつつあり、『利用した旨の明示』『内容の責任は学生本人』『入試・定期試験では使用禁止』といった条件を組み合わせたポリシーが公表されています。