生成AIは文字をトークンという単位に分割して処理するの。
英語では1単語が約1トークン、日本語では1文字が約1〜3トークン程度になるわ。
え、日本語のほうが多くなるの?
そうなのよ。
日本語は文字種が多いから(漢字、ひらがな、カタカナとあるでしょう?)、英語よりもトークン効率が悪くなりがちなの。
たとえば『Hello』は1トークンだけど、『こんにちは』は3〜5トークンくらいになるわ。
トークン数が多いとコストも高くなるのですか?
そのとおり。
多くのAPIはトークン単位で課金されるの。
入力トークンと出力トークンの合計で料金が決まるから、プロンプトの長さもコストに直結するわ。
じゃあ、無駄に長いプロンプトだとお金もかかっちゃうんですねぇ…
そういうこと。
必要十分な長さで明確に指示することが、品質にもコストにも良い影響を与えるの。
ちょっと待って。
『こんにちは』が3トークンって、どうやって分けてるの?
いい質問ね。
AIはトークナイザーを使って、頻出するパターンを1トークンとして扱うの。
たとえば『こんにちは』は『こん』『にち』『は』と分かれたりして、モデルごとに区切り方が違うのよ。
つまり、同じ文章でもGPTとClaudeではトークン数が違ってくる可能性もある、ということですね。
その通り。
OpenAIはBPEの派生を使っているし、各社微妙に違うの。
OpenAIには『Tokenizer』という公式ツールがあって、実際のトークン数を可視化できるわよ。
料金の計算、プロンプト書くときから気にしないといけないんですね…
そうね。
1000トークンあたり◯円、というのが一般的な料金体系。
長い会話や大量の文書処理をすると、意外と大きな金額になることもあるの。
うそっ!?
ちゃんと管理しないとヤバいじゃん!
そうなのよ。
試験でも『トークン=AIの処理最小単位かつ課金単位』はよく出るから、押さえておいてね。
絵文字もトークンにカウントされるんですかぁ?
いい質問ね、ましろちゃん。
絵文字は1つで数トークン消費することがあるの。
たとえば『😊』は4トークン扱いになったりするわ。
装飾のつもりでも意外とコストがかさむのよ。
えっ、絵文字ってそんなに食うの!?
補足ですが、プロンプトの日本語を英語に変えると、同じ内容でも入力コストが3分の1程度になるケースもありますよね。
その通り。
本格運用では『システムプロンプトだけ英語』という選択もあるの。
ただし出力品質や表現力とのトレードオフだから、一概にどちらが良いとは言えないわ。
ましろ、言語によってコストが変わるなんて知りませんでしたぁ…
だから大規模運用ではトークンエコノミクスという考え方があるの。
『どれだけ短く明確に書けるか』が、そのままコスト効率に直結する時代なのよ。
確認クイズ
トークンの説明として正しいものはどれか?
- AIが画像を処理する単位
- AIがテキストを処理する最小単位
- AIの学習に必要な時間の単位
- AIのメモリ使用量の単位
こたえを見る
正解: 2. AIがテキストを処理する最小単位
トークンはAIがテキストを処理する最小単位であり、課金の基本単位でもあります。画像はピクセルやパッチ、時間やメモリとは別の概念です。