トークンの概念 - 文字数とコストの関係

生成AIの世界で頻出する「トークン」。文字数との関係やコストへの影響を理解しましょう。

編集・検証: AIパスポートスタディ編集部 公式情報: GUGA 生成AIパスポート公式ページ 制作・検証方針
香月 リサ 先生(笑顔) 香月 リサ 先生

生成AIは文字をトークンという単位に分割して処理するの。

英語では1単語が約1トークン、日本語では1文字が約1〜3トークン程度になるわ。

戸倉 ジャスミン(びっくり) 戸倉 ジャスミン

え、日本語のほうが多くなるの?

香月 リサ 先生(笑顔) 香月 リサ 先生

そうなのよ。
日本語は文字種が多いから(漢字、ひらがな、カタカナとあるでしょう?)、英語よりもトークン効率が悪くなりがちなの。

たとえば『Hello』は1トークンだけど、『こんにちは』は3〜5トークンくらいになるわ。

深見 つむぎ(普段) 深見 つむぎ

トークン数が多いとコストも高くなるのですか?

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

そのとおり。
多くのAPIはトークン単位で課金されるの。

入力トークンと出力トークンの合計で料金が決まるから、プロンプトの長さもコストに直結するわ。

雪村 ましろ(しょんぼり) 雪村 ましろ

じゃあ、無駄に長いプロンプトだとお金もかかっちゃうんですねぇ…

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

そういうこと。
必要十分な長さで明確に指示することが、品質にもコストにも良い影響を与えるの。

戸倉 ジャスミン(あせる) 戸倉 ジャスミン

ちょっと待って。
『こんにちは』が3トークンって、どうやって分けてるの?

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

いい質問ね。
AIはトークナイザーを使って、頻出するパターンを1トークンとして扱うの。

たとえば『こんにちは』は『こん』『にち』『は』と分かれたりして、モデルごとに区切り方が違うのよ。

深見 つむぎ(普段) 深見 つむぎ

つまり、同じ文章でもGPTとClaudeではトークン数が違ってくる可能性もある、ということですね。

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

その通り。
OpenAIはBPEの派生を使っているし、各社微妙に違うの。

OpenAIには『Tokenizer』という公式ツールがあって、実際のトークン数を可視化できるわよ。

雪村 ましろ(普段) 雪村 ましろ

料金の計算、プロンプト書くときから気にしないといけないんですね…

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

そうね。
1000トークンあたり◯円、というのが一般的な料金体系。

長い会話や大量の文書処理をすると、意外と大きな金額になることもあるの。

戸倉 ジャスミン(びっくり) 戸倉 ジャスミン

うそっ!?
ちゃんと管理しないとヤバいじゃん!

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

そうなのよ。
試験でも『トークン=AIの処理最小単位かつ課金単位』はよく出るから、押さえておいてね。

雪村 ましろ(あせる) 雪村 ましろ

絵文字もトークンにカウントされるんですかぁ?

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

いい質問ね、ましろちゃん。
絵文字は1つで数トークン消費することがあるの。

たとえば『😊』は4トークン扱いになったりするわ。
装飾のつもりでも意外とコストがかさむのよ。

戸倉 ジャスミン(びっくり) 戸倉 ジャスミン

えっ、絵文字ってそんなに食うの!?

深見 つむぎ(普段) 深見 つむぎ

補足ですが、プロンプトの日本語を英語に変えると、同じ内容でも入力コストが3分の1程度になるケースもありますよね。

香月 リサ 先生(笑顔) 香月 リサ 先生

その通り。
本格運用では『システムプロンプトだけ英語』という選択もあるの。

ただし出力品質や表現力とのトレードオフだから、一概にどちらが良いとは言えないわ。

雪村 ましろ(びっくり) 雪村 ましろ

ましろ、言語によってコストが変わるなんて知りませんでしたぁ…

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

だから大規模運用ではトークンエコノミクスという考え方があるの。

『どれだけ短く明確に書けるか』が、そのままコスト効率に直結する時代なのよ。

確認クイズ

トークンの説明として正しいものはどれか?

  1. AIが画像を処理する単位
  2. AIがテキストを処理する最小単位
  3. AIの学習に必要な時間の単位
  4. AIのメモリ使用量の単位
こたえを見る

正解: 2. AIがテキストを処理する最小単位

トークンはAIがテキストを処理する最小単位であり、課金の基本単位でもあります。画像はピクセルやパッチ、時間やメモリとは別の概念です。

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