ロジスティック回帰 - 確率で分類する

ロジスティック回帰とシグモイド関数の基本を理解しよう。

編集・検証: AIパスポートスタディ編集部 公式情報: GUGA 生成AIパスポート公式ページ 制作・検証方針

天気予報の『明日の降水確率70%』のような確率表現、実は機械学習でも活躍します。名前が紛らわしい『ロジスティック回帰』は、実は分類の王道。その秘密を解き明かします。

戸倉 ジャスミン(普段) 戸倉 ジャスミン

天気予報、『降水確率80%』って言うじゃん。
あれって『降る/降らない』じゃなくて確率で言うのがミソだよね。

香月 リサ 先生(笑顔) 香月 リサ 先生

いい着眼点ね、ジャスミンちゃん。
まさに今日やるロジスティック回帰の発想に近いのよ。

深見 つむぎ(普段) 深見 つむぎ

つまり、ロジスティック回帰は出力を0から1の確率に変換して、2クラス分類に使うアルゴリズムですね。
名前に『回帰』とついていますが、実際には分類手法です。

雪村 ましろ(びっくり) 雪村 ましろ

え〜っ、回帰なのに分類〜? 名前詐欺です〜!

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

ふふ、そう感じるわよね。
歴史的な経緯から名前はこうなっているけれど、用途は分類。
試験の引っかけポイントだから要注意よ。

戸倉 ジャスミン(普段) 戸倉 ジャスミン

どうやって確率に変換するの?

深見 つむぎ(普段) 深見 つむぎ

線形回帰の出力をシグモイド関数に通します。
これは入力がいくつであっても出力を0〜1の範囲に押し込めるS字カーブの関数です。
補足すると、数式は f(x)=1/(1+exp(-x)) です。

雪村 ましろ(あせる) 雪村 ましろ

S字…?

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

入力が大きいと1に近づき、小さいと0に近づく、真ん中(0)なら0.5になるわ。
2クラス分類では『0.5以上なら陽性、未満なら陰性』と判定するのが典型ね。

戸倉 ジャスミン(笑い) 戸倉 ジャスミン

確率で答えてくれるのが強みなんだ〜、すご〜い!
例えば『あなたがこの病気の可能性は73%』みたいに言えるじゃん!

深見 つむぎ(普段) 深見 つむぎ

その通りです。
医療診断、スパム判定、マーケティングなど、確率情報が重要な場面で重宝されます。
また線形回帰の延長線上にあるため、係数を見れば各特徴量の寄与度も解釈しやすいのが強みです。

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

弱点は『線形分離ができないデータには弱い』こと。
曲がった境界が必要ならSVMのカーネルやニューラルネットワークに軍配が上がるわ。

雪村 ましろ(しょんぼり) 雪村 ましろ

うぅ〜ん…、名前と実態がズレてて覚えにくいよぉ…。

戸倉 ジャスミン(普段) 戸倉 ジャスミン

ここ試験に出そうじゃん!
『回帰』って名前なのに分類に使うって、引っかけ問題で出てきそう!

深見 つむぎ(普段) 深見 つむぎ

実はロジスティック回帰は、深層学習の『出力層でsoftmaxを使う』という部分の原型でもあります。
大規模なニューラルネットワークの最後に組み込まれている技術の原点がこれ、と言えます。

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

いい補足ね。
多クラス分類に拡張した『softmax回帰』もあって、LLMの次トークン予測の最終層でも同じ発想が使われているわ。

戸倉 ジャスミン(びっくり) 戸倉 ジャスミン

うそっ!?
生成AIにも繋がってるの?
ロジスティック回帰、意外と奥深いじゃん!

雪村 ましろ(笑顔) 雪村 ましろ

シンプルな部品が最先端で使われてるって、ロマンがありますねぇ〜。

戸倉 ジャスミン(普段) 戸倉 ジャスミン

基礎って本当に大事なんだね。
手抜きで覚えたら、あとあと深層学習で困りそうじゃん。

深見 つむぎ(普段) 深見 つむぎ

ロジスティック回帰は解釈性も高く、医療分野では今でも第一選択のモデルとして使われています。
最新技術が常に正解とは限らないのが面白いところです。

香月 リサ 先生(笑顔) 香月 リサ 先生

試験では『シグモイド関数で0〜1の確率に変換』『名前は回帰だが分類に使う』の2点をセットで押さえて。

確認クイズ

ロジスティック回帰で使われるシグモイド関数の役割は何か?

  1. データの次元を減らす
  2. 出力を0〜1の確率に変換する
  3. 決定木を構築する
  4. データをクラスタリングする
こたえを見る

正解: 2. 出力を0〜1の確率に変換する

シグモイド関数はS字型カーブで、どんな入力値も0〜1に押し込める性質があります。ロジスティック回帰ではこれで線形モデルの出力を確率に変換し、分類に使います。深層学習の出力層でもよく使われます。

🔖 この記事の関連書籍

Amazonアソシエイトリンクを含みます。他分野は おすすめ書籍ページ へ。