ここからは総復習タイムよ! まずはAIの定義と歴史から振り返りましょう。
基礎のキソ、ここが不安だと応用問題もぐらつくの。
最初の頃にやったやつだ! 覚えてるよ、ブームが3つあって…えーっと、1次、2次、3次だっけ? 今流行ってるのが3回目?
えっと…AIって、賢いコンピュータのこと…でいいのぉ?
もう少し正確に言うと、人間の知的活動を機械で模倣・再現する技術の総称、ということですね。
学術的な定義は研究者間でも一致していないけれど、試験的にはこの「人工知能」という説明で問題ないと思います。
つむぎさん、鋭い補足ね。
実はAIの定義は研究者によって微妙に違うくらい、奥が深い概念なの。
統一定義がない、というのも試験ポイントよ。
えー、定義が揺れてる学問なんだ? 意外〜。
もっとガチッと決まってるかと思った!
つまり現在実用化されているAIはすべて特化型、という理解で合っていますか? ChatGPTも例外ではなく?
完璧よ、つむぎさん。
ChatGPTやClaude、Geminiは非常に高性能だけど、言語処理に特化した弱いAIの枠組みに入るわ。
人間のようにあらゆる知的活動を行えるAGI (Artificial General Intelligence、汎用人工知能) は、まだ研究開発段階ね。
AGIの実現時期については、2030年代という楽観論から、100年先という悲観論まで、研究者間で大きく分かれているのよ。
へー、ChatGPTも特化型AIなんだ? あんだけ何でも答えてくれるのに…不思議じゃん。
万能に見えたのに!
一見万能に見えるけど、あくまで「言語処理」という枠の中で幅広いタスクをこなしている、ということですね。
絵を描くのは別のAI、動画も別、という具合に。
特化型のAIさんが仲良く手をつないでるイメージなのぉ!
ましろちゃん、その直感は素敵ね。
マルチモーダルAIの時代になっても、個々は特化技術の組み合わせ、という見方ができるわ。
3つもブームがあったのぉ? 間に「冬の時代」もあったんだっけ? なんだか歴史ドラマみたい〜
よく覚えていたわね! ブームのたびに期待が過剰に膨らみ、やがて限界が露呈して研究資金が途絶える…そんな冬が2回ありました。
今の第3次ブームも、いつか限界が来るのかを研究者が議論しているところよ。
歴史は繰り返すかもしれないし、違う展開になるかもしれない。
AI業界、ジェットコースターみたいですご〜い…。
上がるのも下がるのも激しいじゃん。
研究者も大変だね。
冬の時代を知ることは、今のブームを冷静に見る視点を与えてくれますね。
ハイプ (過剰な期待) と実力を分けて考える癖がつきます。
でも、今は生成AIが実際に社会で使われてるから、3回目の冬は来ないかもなのぉ?
ましろちゃん、鋭いわ。
実用化と研究が連動しているのが、今回のブームの特徴ね。
社会実装まで届いたのは3回目が初めてよ。
確認クイズ
ChatGPTなど現在主流のAIの分類として正しいものはどれか?
- 強いAI (汎用人工知能)
- 弱いAI (特化型AI)
- 超知能AI (シンギュラリティ後のAI)
- AGI (Artificial General Intelligence)
こたえを見る
正解: 2. 弱いAI (特化型AI)
ChatGPTを含む現在実用化されているAIは、特定タスクに特化した「弱いAI (特化型AI)」に分類されます。人間同等の汎用知能を持つ強いAI (AGI) は未実現で、研究開発段階です。性能の高さではなく、汎用性の有無で分類されるのが重要ポイントです。